『en we cle』× sustainable Department

workshop

colourloop ×京都光華女子大学

9月2日(金)~11日(日)になんばマルイ1Fのイベントスペースで開催された『en we cle』× sustainable Department(エン・ウィ・クル×サステナブルデパートメント)

このイベントは、繊維関連企業の廃棄予定の繊維材料から衣服、服飾雑貨、インテリア作品など、アップサイクルしたライフスタイル商品を大学生が自ら制作して販売。繊維製品によるゼロ・エミッションの実現にむけた情報を発信。

colourloopのフェルトやヴィーガンレザーも楽しい作品になりました。

9月9日(金)にはcolourloop代表の内丸もと子が"Colour Recycle System”についてお話しをさせていただきました。 

参加大学:京都工芸繊維大学、京都女子大学、京都光華女子大学、京都芸術大学、滋賀県立大学、滋賀大学、神戸大学、甲南女子大学、四天王寺大学短期大学部(順不同)

<イベントスケジュール>
・9月2日(金)~11日(日) 11:00~20:00「アップサイクル商品の販売/大学・企業によるSDGs関連ポスター展示」
・9月2日(金)~4日(日)11:30~12:30、14:00~15:00、16:00~17:00「裂編(さきあみ)ワークショップ」(要:申し込み) 小学生以上対象(同伴1名可)各回6名定員、参加費500円、
・9月9日(金)17:00~18:00「Vegan Letherを用いた三角形の壁掛け小物入れ制作ワークショップ」(申し込み不要)先着16名、参加費500円(材料費込み)
・9月9日(金)、10日(土) 13:00~17:00「ゲスト講演者と学生・参加者によるSDGs関連トークショー

トークショーの後にはcolourloopのヴィーガンレザーを使ったワークショップを京都光華女子大学の学生さんたちと行いました。

京都光華女子大学でファッションとアップサイクルについて学ぶ、宮原ゼミの学生さんと有志で参加された学生さん

「ファッションだけでなく、廃棄繊維問題など社会課題にも目を向けつつ、色々な企業や人たちと連携してもの作りをするということを学生たちに学んでもらえたら。」と宮原佑貴子先生。(写真:後列右端)

光華女子大学だけでなく滋賀県立大学などの学生さんにもcolourloopの素材(フェルト)を使って作品を作っていただきました!

ワークショプに参加されていた「京結える」代表の藤田政広さん

(写真左)

Interview

「僕も、廃棄衣料をアップサイクルした家具や雑貨などの開発をしていて、今日のイベントに参加しました!」

そう話すのは、龍谷大学4回生(現在、ご自身の活動に専念するため休学中)の藤田政広さん。幼少期より自然とものづくりが好きで、登山をしたり、野菜を育てたりしている中、鴨川や街中にゴミが溢れてることを目の当たりにする。自分でも何かできることはないか、と廃棄問題について調べていくと、廃棄繊維が産業の中でも2番目に環境汚染をしていることを知り活動を開始。

「洋服だったらシーズンが決まっていますが、家具や雑貨にすると、長く使えるし、みんなで使えるという強みがあると思うんです。」

現在は日本繊維機械学会にも参加し、大阪・泉南にある反毛工場から粉砕した繊維を提供してもらい、その繊維を使って、伝統技術を応用した天然由来の糊と混ぜ、プレスし、ボードを作り、それを使った家具などを作成。

その他にも廃棄野菜から作った紙を用いた、「逆マタニティストラップ」を製作したり、自然や人の温かみを感じられる持続可能な循環型社会を築く活動をしている。

藤田さんが代表を務める「京結える」の活動はこちらからご覧いただけます。

colourloopはこのような学生さんや企業様と共に廃棄繊維問題などの社会課題解決に貢献します。